イタリア通信 – 2024年10月 –

  • DATE
  • 2024/10/15

  • TAG
  • 駐在員レポート

    海のトマト

    こちらはまだサマータイムなので朝7時でも真っ暗なのがイヤですね・・・

    最近うちの前のマンションの屋根に毎日かもめがやってきて、見張りをするようになりました。 きりっと立って周りを見回していますが、時々座ってじっとしているので巣を作っているのでしょうか? そのお陰で悩まされていたハトがベランダに来なくなりました! 今年こそはハトよけを設置しようと購入済みだったので本当にラッキーです。 かもめに感謝!

    そして10年ぶり位に水族館に行ってきました。 再訪したいな・・・とずっと思いながらいつも混んでいるので延び延びになっていたのですが、夏休み期間も終わったので、ランチタイムを選んで予約したところ、全く行列せず入れてラッキーでした。 すぐ目に留まったのは Pomodoro di Mare! 海のトマト?

    なんと赤いいそぎんちゃくです。

    このいそぎんちゃくはいつもはトマトで、1週間に1度位食べる時だけ口を広げるようです。 このネーミングに感動しました。

    この水族館は、使用されていなかった旧港の再開発プロジェクトの一環として1992年にオープンし、Genovaの観光の目玉で人気を誇っています。 バレンシアの水族館ができるまでは、欧州最大の水族館でした。 子供の訪問客が多いですが、大人も楽しめるシンプルな空間が気に入っています。

    今回一番目を引いたのは、ピンクのヒトデ、そしてゆらゆら漂うクラゲ・・・ なんだか癒されました。 皆さんもお近くの水族館に足を運んでみてはいかがでしょうか? きっと新たな発見があると思います!

    バーテンダーNo.1

    1960年代からある古いバル。 そこには私がGenovaいちと信じて疑わないバーテンダーがいます。 本当は高級ホテルでも働ける腕前だと思うので、いつももったいないな・・・と思っています。

    私はお酒は弱いのですが、彼が作ってくれるカクテルを飲みに時々訪れます。 今回はシンプルにベルモットにしましたが、甘めがいいとお願いしたところ、チェリーリキュールを入れて作ってくれました。

    Genovaには夕食前の一杯、アペリティボができるバルがたくさんありますが、60年代に一世を風靡した、Genovaからニューヨークへ向かうイタリアの豪華客船、ミケランジェロ号やラファエッロ号で働いていた腕のいいバーテンダーが退職し、Genovaで次々とバルをオープンしたという歴史的背景があります。

    Genovaでアペリティボがさかんなのはそのためっだったのですね!

    イタリア駐在 新田美穂

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